税理士としての職場環境

税理士資格を取得しながらあえて登録はしないという人が増えているようです。
その大きな理由として2つあります。
1つは税理士資格を取得後に独立を考える人が少なくなっているということです。
以前は資格取得して独立し、自らの事務所を開業する人であふれていました。
しかし、自ら開業しようと思う人が少なくなっているのです。
自らの事務所を構えない理由として「税理士としての展望が見えないから」だそうです。
税理士業界も先行きが怪しいようですね。
これでは自ら事務所を開業しようとは思いません。
もうひとつの理由として税理士の法人化です。
法人化には税理士が2人以上必要です。
こうしたことから大人数を抱える大規模な事務所が増えてきています。
大規模な事務所で働く際に税理士資格はそれほど重要視されません。
つまり税理士の登録をしなくてもその事務所で働けるのです。
税理士の登録料は少なくとも30万円はかかります。
費用がかさむのです。
先ほども言いましたが大きい事務所で働く際に資格の有無はあまり重要視されておりません。
税理士資格を持つ人が一人在籍し、その人が最終チェックをして種類にサインをすればいいだけのことです。
ですから税理士資格を登録しない人が増えているのです。
資格自体は取得しているのでお願いする分には何の問題もありません。
ちゃんと計算もしてくれるでしょう。
隅々までわかっていることでしょう。
ただ、登録しているか否かの違いです。